おにいさんの手帳

ブラック企業のオーナーを辞めて職探ししてるところから始まります

おさけ

お酒はうまい。何にしてもうまい。全世界中にあるんだから間違いがない。

僕は女も買わないし、ギャンブルもしないし、タバコも吸わない・・経験したことがないとはいわないけど・・けど酒ぐらいは飲む。

 

ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、シェリー酒、カクテル、梅酒、泡盛とだいたい飲む。杏露酒だけはどうも苦手だけど。大学の時は結構飲んでいたらしい、今思えば。記憶を失ったのは人生で5回ぐらいだし、ここ4年は極端には飲まないので後輩たちからはどうしたんですかとか言われる。

僕の好きな言葉は「無知最強」というものだけど、酒もその通りで限界まで食らってみようと思うもの。それで痛い目にあったら次は酒の種類を広げていこう。合わせながら飲む場所というのにもこだわっていかないといい酒飲みにはなれない。

バー、パブ、アイリッシュバー、イタリアンバー、カフェレストラン、割烹、料亭、旅館、ホテル、ホテルのバー、路上、屋根の上、雪の上、空の上とその時々で酒は楽しめる。

群馬なんかに住んでいるとふらりと店に入って飲むこともできやしない。繁華街まで7km以上あったら車で行くしかない。借りはタクシー、高すぎる。バスもいいけど21時で終わっちまう。酒飲みにはツライところだ。というわけで、大真面目に歩いて30分というところに引っ越すことにした。片道は自転車、帰りは徒歩というわけだ、これはいい。

 

基本的に、酒というのは1人で飲むもんだと思っている節がある。

大抵、本を1冊持って適当な店に入る。本が1冊あればどんな店でも「カタチ」になるのだ。金もないから1品に対して酒1杯。本が読めなくなってきたらオシマイ。僕はそこそこ飲めるから、軽い1杯の後はいつもワイン、日本酒、焼酎、ウイスキーと続く。

 

そうなると店からすると「酒の分かるやつ」みたいに時には思われてしまう。一人でおっさんが静かに綺麗に酒を飲んでいるというのは、美学だ。女性が1人で酒を飲んでいるのも美しい。それにヘタに声をかけたりするっていうと、どうも美しくない。よくないね。

 

孤独っていうのは演じるものだ。

ふらりと1人で入るだけじゃだめさ、最初っから最後まで様になってなきゃだめさ。
演者の空気をかき回しちゃだめさ。だってそれがかっこいいんだもの。

 

って、缶ビールを片手に毛布を膝にかけて打っている自分は・・